お坊さんを変えたい・お寺を変えたい

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お坊さんやお寺の変更
難しく考える必要はありません

お葬式で紹介されたお坊さんは今後の法要には呼びたくない場合や所属寺とのお付き合いを辞めて必要な時だけネットで探すなど、お坊さんやお寺を変更したい・宗派を変更したいなどの場合は、今までのお寺と疎遠になることが一番良いかと思います。何の連絡もされない事をお勧めいたします。(但し、法要の依頼をしている場合は依頼のキャンセルの電話はしなければなりません。
電話でお断りをしても必ず説得されてしまう事が多く、たまにテレビでも取り上げられている離檀料などさまざまな金銭を請求される可能性があります。
お寺との寺檀関係には法的拘束力など皆無なので、お付き合いを辞めたい場合は連絡を断つ事がスムーズだと思います。また悪質な高額請求をされた場合でも無視して放置するのが望ましいです。
そして法要やお葬式でお坊さんが必要な時だけ、僧侶派遣会社や葬儀会社にお坊さんを紹介して頂き、そのお坊さんが良ければお名刺を頂き、次回からは直接依頼するようにすればお坊さんも喜び感謝される事でしょう。
お坊さんとの良いご縁があるまでは、何度もお坊さんを変更されるのが良いと思います。クチコミなどのホームページがよくありますが、クチコミ専用のホームページがある時点で自作の可能性や協力会社などの書き込みなども多々あるかと思われます。私が知っている有名な大手僧侶派遣会社(以前はお付き合いをしていたので会社の方針にも詳しいのですが、会社の利益を上げる為だけのマニュアル通りの法要が嫌でお付き合いを辞めました。)で結構な数のクレームも有りトラブル対処は全て僧侶に責任を負わせる会社も知っているのですが、クチコミなどを見ても良いクチコミばかりで悪いクチコミは削除されているものも多々あります。くれぐれもクチコミは参考程度にしておきましょう。

お坊さん@出張でも、以前はご依頼を頂きましたご門徒様にGoogleのクチコミ(情報操作出来ないシステム)に投稿を頂いていたのですが、Googleのクチコミは少し複雑となっており、ご年配のご門徒様が容易に出来ないので今現在は投稿してあげると仰って頂いても「Googleに登録してまでのクチコミはお気軽に出来ないので不要ですよ」と案内させて頂いております。クチコミを当てにするのではなく実際にホームページに記載している内容を信頼して頂き依頼して頂くことが大切なのだと思い日々精進させていただいております。

時代も変われば常識も変わる

時代や常識が変わっても仏の教えは絶対に変わる事はありません。ほんの数年前までは、お寺さんにお参りをして頂こうと思えば住んでいる地域のお寺に所属していなければ断られる事が多かったので、いざという時の為にお寺に所属されていたというお話を聞くことが多くなってきました。
しかし現代社会では地域のお寺の多くは門が閉ざされ、ご門徒様が自由にお参りする事が出来ない状況となっております。「住職の私物のようになっているように思えて残念だ」というお言葉もよくお聞きします。「お寺の前を通っても何の説法も行われていない・朝夕のお勤めも聞こえてこない」というお声も多いです。
浄土真宗のお寺は住職のお家や財産ではなく浄土真宗のご本山が住職を任命して運営管理をしているので、お寺はその地域に住むご門徒様の物であって自由にお参りが出来る私たち門徒の心の拠り所のはずなのです。(宗派に属していない単立寺院は住職の財産ということが多いです。)
浄土真宗のお寺は阿弥陀仏の本願を説く・聴聞する場でなければならないのですが、そのような説法も普段は聴聞することも出来ないのが残念です。それでは何の為のお寺なのでしょうか?お寺の壁にお葬式の資料が貼ってある所もあります。(お葬式屋さん?)疑問に思うのは当然ですし、支えていきたいという気持ちになれないのも当然です。(一生懸命ご説法を行っておられるお寺さんも少数ですが存在します。そのようなお寺さんにはお寺を支えるご門徒様が沢山いらっしゃいますので葬儀会社に営業をしたり、ネットの僧侶派遣会社に登録などもしておられません。)

また私どもにご相談をしてくださるご門徒様から、お寺や僧侶派遣会社のお坊さんの苦情も沢山聞いております。【態度が悪かった・タメグチで人の話を聞かずマイペース・読むだけで説法がない若しくは出来ない・読んでさっさと帰って行った・質問をしても即答してもらえず後日の返答もない・法要時間が短い・追加の法要を言われて金銭を請求された】など、沢山の嫌な思いをされておられるご門徒様が多いのも事実です。

このような現状ではお寺の機能を果たせておらず、布教活動を怠っているお寺に所属をされている多くのご門徒様は所属寺とのお付き合いを辞めてインターネットやお葬式屋さんにお坊さんを紹介して頂くようになりました。今となっては多くのご門徒様が所属寺とのお付き合いはございません

今の時代、お坊さんが必要な時には、ネットの僧侶派遣会社か葬儀会社に紹介してもらう時代になってしまいましたが、紹介して頂く時にもリスクが沢山あることを覚えておいて下さい。つまり葬儀会社やネットの僧侶派遣会社では書類だけでお坊さんの面接もしていないので、どのようなお坊さんが来られるか分からないので残念なお坊さんが来られる確率も多いのが現状です。それではネットの僧侶派遣会社と葬儀会社にお坊さんを紹介してもらう前に知っておくことを次に紹介します。

ネットのお坊さん
皆様が求められているお坊さん
本当に布教活動を目的にネットの僧侶派遣会社に登録されている僧侶も存在しますが、そのようなお坊さんが来られる確率は20%くらいだと思います。

来て欲しくないお坊さん
その反対に金銭的な見返り目的で「数をこなせば生活出来る」と豪語している馬鹿な僧侶(僧侶グループ)も沢山存在します。またもっと酷いのが反社と付き合いをしているお寺も存在しております。(元反社で全身刺青の入った者まで存在します。)

読むだけの可能性が高いお坊さん
僧籍はあるけど普段はお寺とは全く関係のない業務などで生計を立てられている方がネットの僧侶派遣会社に登録をして依頼が入ればお坊さんの服を着てアルバイト僧侶をされている。そのようなアルバイト僧侶は普段の私生活も不規則な方が多いので態度も自然に悪くなっているように思えます。(中には真面目に取り組んでおられるアルバイト僧侶もおられると思いますが、私は今のところお会いした事がございません。)

不慣れなお坊さん
お盆の時期になりますと普段サラリーマンをしていて僧籍を持っているというだけでお寺のアルバイトをされている方も少なくはないというお話もよく聞きますし目にもします。(お盆の時期はアルバイト僧侶がすごく多いです。)

お坊さん@出張のお坊さん
お坊さんは24時間ずっとお坊さん
でいなければなりません。例えば、普段から心身ともに自身を磨き、有難い聞法生活を送り、阿弥陀仏の光明に照らされる喜びを味わい、それをご縁のあるご門徒様にも体得して頂けるように、どのようなご法話をすれば仏様のお手伝いが出来るのかを常に考える日々を過ごす、このような生活がお坊さんとしての生活なので阿弥陀仏が心から離れる時間は皆無でございます。

私自身も十数年ほど前までは建築設計業とお坊さんを兼業していた時期がございましたが、他の仕事と掛け持ちは出来ない(どちらも中途半端な気持ちの心になってしまう)と自分自身の実体験ではっきりと実感しましたので、仏様のお手伝いをさせて頂く為、十数年前に設計業を完全に辞めて寺院活動一筋で24時間お坊さんとして生活をさせて頂くことが出来ております。

人それぞれ結果は異なりますが、これが亡き人に育てられる私達の姿だと思い、常日頃からご先祖様たちに感謝しております。


兼業ではなく、他の仕事をしながら空いた時間に片手間でお坊さんをするのでは本末転倒だと気づかなければならないのですが、同じ僧侶として情けないことに間違いを正当化する者も少なくありません。
このようなお坊さんを理解してあげられる人には無関係なお話ですが、このような環境でのご先祖様の法要は有難いお気持ちになられるのでしょうか?また誰の為に法要をされるのでしょうか?よくよくお考え頂きたいです。

これからの時代はお寺がご門徒様を選ぶのではなく、ご門徒様がお寺やお坊さんを評価する時代なのです。合掌

葬儀会社からの紹介
葬儀会社からお坊さんを紹介して頂くのが一番安心と思われる方も多くいらっしゃいますが、後日の49日法要などでお坊さんを変えられるご門徒様も沢山いらっしゃいます。

葬儀会社が信頼のおけるお寺と言っているのは、ゴルフや北新地に連れて行ってもらったり、お中元やお歳暮・お布施のキャッシュバックをしてくれるお寺のことで、会社若しくは担当者と日常深い付き合いがあるということなので、皆様にとって良いか悪いかは全く別の問題なのです。

寝癖がついたようなヘアースタイルで清潔感のない不潔そうなお坊さんが大手葬儀会館と提携しているのもよく耳にします。私も何度も見かけた事がありますが僧侶としての自覚が欠落しており残念な気持ちになります。

声が小さくお経が聞こえなかったので苦情を言っても司会進行の人からは「一番後ろの私の所まで聞こえてましたよ」と言われましたと聞いてビックリ。これは嫌な思いをされたご門徒様から結構多く聞きます。(お年寄りのお坊さんが多いのかな?って思いました。)

他にも最近では49日法要の時に高額なお布施を言われて、初盆の時にお坊さんを変更されるご門徒様も多くなってきました。またその逆パターンで49日は良かったけど、初盆にはアルバイトみたいなお坊さんが来て10分ほどでさっさと帰られたので「一周忌にはお坊さんを変えました」とのお話もよくお聞きします。最近ではお坊さんを変える事が普通に行われております。

このように葬儀会社や担当者にとっては接待もしてくれてキャッシュバックもしてくれて贈り物もしてくれる仲の良い人でも、紹介される方が希望されている親身になって心を込めて一生懸命にお勤めをしてくれて色んなことをお示し下さるお坊さんとはかけ離れているのが現実です。

よく聞くのが葬儀会社は「ネットでお坊さんを依頼すれば酷いのが来る」とか、「どんなお坊さんが来られても私達は責任を持ちませんよ」とか言われ不安を煽るそうです。そんな事を言われて不安に思い、最終的に葬儀会社から紹介を受けるパターンが殆どです。葬儀会社としては自分達が紹介した寺院を使えばお布施のキャッシュバックも売り上げになるので一石二鳥でしょう。(その分お布施の金額も跳ね上がります。)

中にはそのような残念なお寺や残念なお坊さんとはお付き合いをしていない真面目で誠実な葬儀会社も存在しますが、残念なことに私が知っているのは関西で数件だけと非常に少ないです。

大切な人を亡くし、大切なお葬式を執り行う事が出来るのはお坊さんの資質が最も大きく重要な要素になっております。葬儀会館が立派でも、葬儀スタッフが素敵な良い方達であってもお坊さんの資質が悪くては全てが台無しになりますのでお寺が大きいとか会社が大きい等で決められると後悔される可能性が高いように思います。呉々もお坊さんの選定は慎重にご判断して下さい。

どこに頼めば良いのか?
お坊さん@出張では上記のような葬儀会社とのお付き合いも、金銭目的の僧侶や読むだけの僧侶・心のない僧侶・アルバイト僧侶・不潔な僧侶など資質の悪い僧侶とのお付き合いは一切ございませんのでご安心くださいませ。

結論
ネットの派遣会社でも葬儀会社でも、リスクはどちらにも存在しているようです。しかしネットでは偽物僧侶のリスクはありますが、葬儀会社から紹介されるお寺で偽物はありえません。そこだけは葬儀会社からの紹介に軍配が上がります。

法要とは
お経やお聖教を読んで終わりというのは法要ではありません。読むだけでは何もなっておりません。しかも20分ほどの法要が多いとよく聞きます。酷い場合は玄関上がって帰るまでの時間が20分も無いというお話もあります。それは法要のようなもので法要ではありません。ただの法要の真似事に高額の料金をお支払いしているだけにしか過ぎないのです。これでは皆様が仏様を供養したいと思われているお気持ちが台無しになっている状況です。


本当の法要とはお経やお聖教をお勤めさせて頂いた後のご法話が大切なのです。お経にはどのような事が書かれていて何が大切なのか?故人様は何処にどのように向かわれるのかなど、お釈迦様の教えを状況に応じて分かりやすくお伝えさせて頂き、仏様を御供養しご先祖様をお偲びさせて頂くことが重要だと信念を持ってお参りをしております。
そのように年忌法要を重ねていくことによって、お釈迦様の教えに救われて歩む人生を過ごすことが出来るのです。仏法は一度や二度聞く程度では理解できない深い教えなのです。だから法要を重ねて仏教を体得していくのです。

色々な難しいお話をされておられる方でも信心を頂けていない方々も沢山おられます。知った覚えたは人間の五欲のうちの一つである名誉欲にしかすぎず、仏教の体得とはかけ離れており、いつまで経っても仏教が分からない状況になっており勿体無いです。難しい言葉やお話を暗記するのが仏教ではありません。仏教を体得し後生の一大事の解決をすることが法要の目的なのです。今まで行ってきた仏事は本物?偽物?誰のため?何の為?おそらくこの文章を読んでおられる方々は形式だけ真似た仏事をされてきたことだと思います。本当の仏事を重ねていけば必ず今とは違う自分が見つかります。法要を重ねても何も変わらない・読んで終わりの形式だけのやったつもりでは大切な人生の時間の無駄でしょう。作法なども大事ですが一番大事なものは心です。形式や作法に拘ることなく、真心を込めて法要を重ねていきご法話を聴聞されて仏教を体得させて頂きましょう。

安いだけのお坊さん派遣や会社の大小に拘って物事を決められる方には上記のお話は無関係ですので聞き流してください。お坊さん@出張の僧侶も阿弥陀仏のお力を欲しておられる方々だけのお参りをさせて頂きたいのです。皆様の心に響くように真心を込めて常に全力で一生懸命お勤めをさせて頂くことをお約束致しますので安心してお任せくださいませ。形式や配置など気にしなくても良い、真心だけが必要なのです。これが結論です。合掌
いつでもお気軽にお電話をして下さい。お坊さん出張のホームページをご覧頂き誠に有難う御座います。合掌

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